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2019-07-16 00:27 | カテゴリ:楽器
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せっかくの休みでしたが引き籠ってベースの情報収集。
まだやってんのかって感じですが、流石に最後のベースにしたいので慎重に…。
試奏したのが950mmRで、ほぼフラットになるために弾きやすかったBTBが本線。ゼロフレットは良さげですが、ずっと弦が当たっているため、減りが早そうなのが心配。フロイド・ローズぐらい幅を作れば良いのにと思った瞬間、それじゃゼロフレットの機能じゃなくなるのか…。過去の機種とか日本製最上位機種も気になってしまい、とにかく数値化。狙っている機種に上下1,2種類ぐらいを追加。


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拡大したものがこちら、30点満点でそれぞれ評価してみました。
正直ウェンジとかブビンガ、パープルハート等の個人的に馴染みのない木材は島村楽器の木材辞典で調査して木の強度を評価。と言ってもやはりマホガニーやローズウッド、アッシュなんかのなんとなく音の傾向がわかるものを高評価しちゃってますが…。


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個人的な評価順に並べたのがコチラ。
結局フラグシップのSR5006が材や加工等を考えると28ptでトップで、減点はピックアップとデタッチャブルネック。Bartoliniカスタムってのがなんか嫌だ。普通のレギュラーラインじゃダメなんですかね??最近Duncan Design名義とかでOEMの印象は最悪。日本製で評価も高い機種ながら、今回は950mmRと35インチのエクストラロングスケールが欲しいので対象外。しかもSRは比較画像のとおりネックの幅が狭いため、無理やり6弦目を付け足したかのようなレイアウトもちょっと嫌。多弦じゃなければ凄く良いベースって印象。

次点がBTB1806。
近年のワシントン条約で輸出入が規制されてしまい、楽器に採用されることがほぼ無くなったRosewood。指板だけでなく、贅沢にもボディのトップにまで採用された珍品。ビートルズのジョージ・ハリソンがオールローズウッドのテレキャスを使ってましたが、テレキャスのキャンキャン、ジャキジャキを落ち着かせたサウンドにした記憶が残っていますが、トップ材だけなのでそこまで音の変化は無く、間に挟まってるアッシュの影響が支配的と予想。一昨年のモデルであるため、新品で手に入れれるか微妙なところです。

3位がBTB1826。
見た目の配色はこの中では一番好き。Panga Pangaという木材がどういうものか不明だったのですが、Wengeの別名とのこと。調べていくと、フラグシップでの採用はなくミドルレンジでの採用が多いこと、木材で検索して直接比較しているサイトでは色が違うこともあり、全く同じものではない印象。ネックの補強材が1826はPurpleheart、1806はBubingaとなっているため、この比較になりそうですが、日本の湿度だとBubingaの方が有利??指板はRosewoodからPanga Pangaにグレードダウン、ボディのトップも上記ワシントン条約改定のためRosewoodからWalnutに変更。この辺りが出音の違いになりそうですね。

4位は日本未発売のBTB1906。
未発売でありながら、来年のフラグシップBTBの発表がないという微妙な状況で、これは日本に入ってこない?アメリカのサイトで調べていたので、日本のメーカーながらもアメリカの方が発売機種が多く、優先されている感じがちょっと複雑。ネックが9ピースから7ピースにグレードダウン?Mapleも使っていないため、前モデルまでの補強材であったPanga Pangaがメインになった模様。ボディがAshからAfrican Mahogayに変更。木材だけで見ればストラトからレスポールに変わるという大幅な変更であるため、相当音が変わってきそうな印象。トップにはちょっとお高く見せるMaple。
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